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雛人形・五月人形にカビが生える原因とは? 梅雨時期の保管方法

こんにちは。
名古屋で節句人形を専門に扱う暮石人形です。

五月人形や雛人形を片付けたあと、
押し入れやクローゼットの中の
湿気が気になる季節になってきました。

特に梅雨の時期は、
「去年しまった時は大丈夫だったのに、
 久しぶりに箱を開けたら白っぽくなっていた」
というご相談が増える時期です。

人形は木・紙・布・金属など、
湿気の影響を
受けやすい素材で作られています。

そのため、
収納場所の環境によっては、
気づかないうちに湿気がたまり、
カビの原因になることがあります。

「きちんと箱にしまっていたから安心」
と思いやすいですが、
実は、その“閉じた状態”が
湿気をため込む原因になることもあります。

梅雨入り前後は、
保管方法を見直すタイミングとして
ちょうど良い時期です。

人形にカビが生える原因

人形にカビが生える原因は、
単に「古いから」
というわけではありません。

多くの場合、
湿気と収納環境が重なって起こります。
特に節句人形は、
一年の大半を収納した状態で過ごします。

その間、
空気が動かず、
湿気がこもることで
カビが発生しやすくなります。

🌿 湿気が残ったまま収納している

片付ける日に雨が降っていたり、
室内が蒸し暑かったりすると、
人形や箱に湿気が残りやすくなります。

そのまま収納すると、
内部に湿気が閉じ込められます。

特に梅雨前後は
空気中の水分量が増えるため、
押し入れの中も
想像以上に湿度が高くなっています。

🌿 ホコリや皮脂も原因になる

見落とされやすいのが、
表面についたホコリや手の脂です。

人形を触ったあと、
そのまま収納してしまうケースは
少なくありません。

✅ 指先の皮脂
✅ 飾っている間のホコリ
✅ 湿気を含んだ布の部分

こうしたものが重なることで、
カビが発生しやすくなります。

暮石人形では、
「箱に入れていたのにカビが出た」
という相談では、
収納時に残った湿気が
関係しているケースが多く見られます。

梅雨時期に見直したい保管環境

人形を長く保管するうえで大切なのは、
「どこにしまうか」です。
収納場所によって、
湿気のたまり方はかなり変わります。

例えば、押し入れの奥。
普段あまり開けない場所ほど
空気が動きにくく、
湿気が残りやすくなります。

☔ 湿気がこもりやすい場所

特に注意したいのは
次のような場所です。

✅ 外壁に接している押し入れ
✅ 床に直接箱を置いている収納
✅ 換気しにくい納戸
✅ 除湿対策をしていないクローゼット

床に直接置くと、
床面にたまった湿気を
箱が吸いやすくなります。

すのこや棚を使って
少し浮かせるだけでも、
湿気がこもりにくくなります。

☔ 暗さよりも湿度と空気の流れが大切

「暗いからカビが生える」
と思われがちですが、
実際には湿度と空気の流れが重要です。

光よりも、
“空気が止まっている状態”
のほうが影響します。

そのため、
定期的に収納場所を開けて
風を通すだけでも、
湿気対策につながります。

収納前後にできる対策

特別な道具を増やさなくても、
収納前のひと手間で状態は変わります。
難しい対策をするよりも、
「湿気を持ち込まないこと」が大切です。

🌿 しまう前に確認したいこと

収納する前は、
まず人形全体を軽く確認します。

✅ ホコリが残っていないか
✅ 布部分が湿っていないか
✅ 金属部分にくもりがないか

柔らかい布で
表面を軽く拭くだけでも、
カビ対策につながります。

また、収納する日は
晴れて湿度が低い日が理想です。

雨の日に急いでしまうより、
数日待って湿度の低い日に収納するほうが、
人形を良い状態で保管しやすくなります。

🌿 乾燥剤は交換時期にも注意

湿気対策として
乾燥剤を入れることがありますが、
種類によっては交換時期があります。

古くなった乾燥剤を入れたままにすると、
逆に湿気をため込む場合もあります。

防虫剤も、
人形用として使えるものを
選ぶことが重要です。

香りが強すぎるものは、
布地ににおいが移ることがあります。

暮石人形では、
収納前の扱い方や保管方法についての
相談も多くいただいています。

特に梅雨前後は、
少しの見直しで状態が変わる時期です。

次の節句を気持ちよく迎えるために

節句人形は、
一年中飾るものではありません。

だからこそ、
「しまっている間の環境」
が大切になります。

湿気を避けること、
収納前に状態を確認すること、
空気がこもりにくい場所を選ぶこと。

どれも大掛かりなことではありませんが、
来年、箱を開けた時の
状態に大きく関わります。

暮石人形では、
名古屋で雛人形や五月人形を取り扱う中で、
保管や湿気についての相談も承っています。

「この状態は大丈夫なのか」
「しまい方が合っているのか」など、
気になることがある場合は、
早めに確認しておくと安心です。

人形を守ることは、
次の節句を気持ちよく迎える
準備でもあります。

梅雨の時期だからこそ、
一度収納環境を
見直してみてはいかがでしょうか。

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